2024年3月13日水曜日

本当に大切なものは「見えない」

 電気科主任の私が気になるトピックを元にきままに書きます。

今日は、「本当に大切なものは見えない」という、ある病院の理事長の言葉に触れてみたいと思います。この言葉は、我々の生活に密接に関わる「空気」「風」、そして私たちが日々扱っている「電気」、何よりも尊い「命」についての深い洞察を与えてくれます。

教育の現場に立つ私たちは、学生たちに知識を教えることが主な仕事だと考えがちです。しかし、知識や技術の習得だけが教育の全てではありません。生徒たちに、目に見えないけれども、この世で最も大切なものの価値を理解させることも、重要です。

お金で買うことができないもの、それは「空気」や「風」のように身の回りに満ちている自然の恵みであり、また「電気」のように私たちの生活を支える基盤であり、最も重要な「命」自体です。これらは日々の生活の中で意識することが少ないかもしれませんが、実は私たちの生活に欠かせない要素です。

「電気」は私たちの専門分野として取り扱いますが、それがなければ現代社会は成り立たないほど、私たちの生活に深く根ざしています。電気は見えないため、その存在を意識しにくいですが、日々の生活を豊かにし、安全を守り、さまざまな技術の進歩を支えています。

生徒たちには、技術や知識を学ぶことの大切さを伝えると同時に、目に見えないものの価値も教えているつもりです。お金で買えないものの価値を理解し、大切にする心を育てることで、彼らがより豊かな人生を送るための基盤を作り、ひいてはこれらが社会をつくっていくでしょう。

乱文をお読みいただきありがとうございました。今後も、持続的に書いていきますので、ぜひお時間があればお読みください。

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