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2023年6月29日木曜日

ChatGPTの活用による教育現場の進化


皆さん、こんにちは。工業科電気科主任の黒川です。今回は、教育現場において注目されているテクノロジー、ChatGPTについてお話ししたいと思います。

近年、ChatGPTは教育の現場において大きな注目を集めています。なぜなら、ChatGPTは学習プロセスを支援する側面や教員の業務負担を軽減する側面を持っているからです。その利点を探ってみましょう。

まず一つ目は、教育プロセスの支援です。ChatGPTは選択式問題を作成するだけでなく、自由記述やレポートの添削もサポートすることができます。これにより、生徒たちへの問題提供がストレスなく試みることができます。また、ChatGPTは即座にフィードバックを提供することができるため、生徒たちは自身の誤りや改善点を素早く気付くことができます。これによって、より効果的な学習が促進されるのです。

次に、教員の業務負担の軽減です。教員は日々多くの課題に直面し、時間の制約の中で生徒一人一人に対応することが求められます。そこでChatGPTが登場することで、教員は自動的な回答やフィードバックの生成をサポートしてもらうことができます。例えば、選択式問題の採点や自由記述の評価など、煩雑な作業をChatGPTに任せることで、教員はより多くの時間を生徒とのコミュニケーションや個別指導に充てることができるのです。これによって、教育の質の向上につながることでしょう。

また、ChatGPTの活用は筆記問題の評価方法にも大きなインパクトを与えています。従来の評価方法では主観的な要素が含まれることがありましたが、ChatGPTの登場により客観的かつ一貫性のある評価が可能になりました。その結果、生徒たちはより公平な評価を受けることができ、自身の成長を正確に把握することができます。

教育現場においてChatGPTの活用は、学習プロセスの支援や教員の業務負担の軽減、評価方法の改善など、様々な側面で利点をもたらしています。ただし、AIが提供する情報には限界や不正確さもあるため、適切な使い方と組み合わせが必要です。教員自身もChatGPTを駆使し、生徒との寄り添った教育を実践することが重要です。

教育の世界も、テクノロジーの力によって変革の波を迎えています。私たち教員は、時代の要請に応え、常に進化し続けることで、より良い学びの場を提供していく使命を持っています。ChatGPTを活用し、より充実した教育現場を築き上げていきましょう。

以上、工業科電気科主任の黒川でした。

2023年6月23日金曜日

ラズパイ

 ●ある記事

ソニーがラズベリーパイと提携したことで、低価格でエコシステムが充実したシングルボードコンピューターを採用することで、エヌビディアの高価なGPUを必要としないビジョンDXを実現する狙いがある。ラズパイの強みは、世界最大規模の開発者コミュニティ、圧倒的なエコシステム、教育用途としての広がりである。そのため、ソニーの新規事業責任者である柳沢英太氏は、AITRIOSを担う若い世代にも使われることを目指している。

ソニーの提携先であるラズベリーパイは、小型コンピュータとして使いこなせば、パソコン代わりにも使える。また、IoTの分野でも急速に浸透しており、世界中で多くの人々が活用している。これに対し、エヌビディアのGPUは、トヨタ自動車、ロボットのファナック、建設機械のコマツなどの業界のトップ企業が提携しているが、価格が高く、大きな消費電力が必要である。そのため、中小・中堅企業には手が届かない。そこで、ラズパイが登場し、その低価格で圧倒的なエコシステムを持つことが、ソニーにとって大きな魅力となった。

ソニーは、IMX500という半導体デバイスを開発し、イメージセンサーにAI処理プロセッサを組み合わせることで、AIが解析することができるリアルデータを得ることに成功した。これにより、人や商品が映った画像データから、AIが人数をカウントする、欠品を検知する、顧客の行動を特定するなど、様々なことが実現できるようになった。そのため、ソニーは、エッジコンピューティングと呼ばれる、端末・機器側でAI解析することで、サーバー側の負担を減らし、高速レスポンスに対応することができることを推進している。

ソニーは、AITRIOSというプラットフォームを構築し、センサーと一体化した半導体でAI処理することで、画像データを大幅に圧縮することができる。また、他社製のネットワークカメラ、AIアプリなどを束ねたプラットフォームを提供し、利用者に一式提供することができる。このように、自社と他社の機器やソフトを組み合わせることで、エコシステム戦略を推進している。このエコシステム戦略により、ソニーは、リアル世界のDXを実現することに成功している。

以上のように、ソニーがラズベリーパイと提携することで、低価格でエコシステムが充実したシングルボードコンピューターを採用することで、エヌビディアの高価なGPUを必要としないビジョンDXを実現することができた。また、ソニーは、エッジコンピューティング、AITRIOS、エコシステム戦略など、さまざまな取り組みを推進しており、リアル世界のDXを実現することに成功している。

●私見

「エヌビディア」、アメリカの半導体メーカで、AI競争が熾烈ななか、そのコアとなるべき素子GPUを生産しているグルーバル企業。2023年6月21日現在、時価総額が113兆円。桁違い。しかし、ソニーはラズベリーパイ(通称”ラズパイ”)と提携。エヌビディアとは一線を画し、教育の電子工作キットとして有名なラズパイと連携したのは、エンジニアの卵である若年層に未来を感じたからだという。

そうなんですよ、未来を担うのは「教育」なのです。学ぶことが楽しい学校を目指し、手を変え品を変え、活動していきまーす。

2023年6月12日月曜日

全固体電池 実用化近し

 本日付けの新聞記事より

トヨタ自動車は電気自動車(EV)の航続距離を伸ばせる「全固体電池」 について、2027~28年の実用化を目指す方針を1日までに明らかにした。 課題としていた耐久性の向上に成功し、実用化に一定のめどがついたという。 次世代電池の早期投入は、EVで先行する海外勢に追いつく鍵となる。 静岡 県の研究拠点でメディア向けの技術説明会を開いた。


まず、全固体電池について

電池は、電気エネルギーを供給するためのツールで、主に三つの部分で構成されています。つまり、正極(プラス側)、負極(マイナス側)、そして電解質と呼ばれる部分です。電池が作動するとき、負極から正極へ電子が移動します。そして、それが電気エネルギーとして利用されます。この電子の移動を助けるのが電解質の役割であり、これにより電子がうまく流れることができます。以上が通常の電池についての説明です。次に、全固体電池について説明します。全固体電池とは、すべての部分が固体でできた電池であり、正極、負極、電解質が全て固体でできています。通常の電池と何が違うのでしょうか。一般的なリチウムイオン電池などは、電解質が液体です。しかし、液体は漏れるリスクがありますし、場合によっては発火する可能性もあります。それに対して全固体電池は、全て固体なので漏れたり発火するリスクがほとんどありません。これにより、より安全で、さらには高いエネルギー密度を持つことが可能になります。ただし、全固体電池の電解質は固体なので、電子の移動を助けることが難しいです。そのため、科学者たちは電子がスムーズに動く固体電解質を見つけるために多くの研究を行っています。 全固体電池は、その安全性やエネルギー密度の高さから、電気自動車やスマートフォン、さらには宇宙探査など、多くの分野での利用が期待されています。リチウムイオン電池と比較して、安全性が高く、急速充電が可能などの特長があります。トヨタ自動車は、全固体電池を搭載したEVの航続距離を現有のリチウムイオン電池の約2倍に引き上げることを目指しており、2027年から2028年にかけて実用化を目指すと発表しています。今後も研究開発を進め、実用化に向けた取り組みを続ける予定です。


日本はEV普及が進んでいません。私もいつかEVを購入と考え、自宅車庫には200V充電コンセントを10年前に設置していますが、充電時間の長さ、EV普及率の低さ、車そのものの値段の高さなど、さまざまな理由でEV購入には至っていません。 今後、固体電池が主流になれば、EV購入も視野に入ってくるかも・・・

ありがとうございました。

 皆様に重要なお知らせがあります。これまで私が務めてきた本校電気科主任として、教育や最新の工業技術トレンドに関する情報を発信してきたこのブログですが、人事異動に伴い、私は多度津高校への異動となりました。それに伴い、このブログの更新を終了することとなります。 サイトの運営は次の科...