2022年6月28日火曜日

科長会議

 本校には、機械科、電子科そして電気科があります。

県内の工業高校の入学状況はお世辞にも良いとは言えません。そのため、科長の危機意識は高く、魅力ある科づくりは最重要課題でもあります。

この状況をいかに変えていくか。日々模索し、3科長で科長会議を頻繁に行っています。今日のテーマは、現在、必要とされる答えのない課題に対する探究力を如何に身に付けさせるか、です。

総合学科では、総合的探究の時間に探究活動を行っています。が、工業科では、課題研究で代替され、その授業は3年次のみとなります。これでは、系統的に探究活動はできず、1年(実質9ヶ月)で成果を出さなければなりません。

社会に問を立て、それらを日々の学習(生活)活動を通して、自分なりの解決を目指し学ぶ。これを入学時から実践すべく、各技術部(本来、技術部は資格取得をメインとして活動をする)を拡大し、科の枠を超えた活動グループとしての探究活動を、外部の協力を得ながら進めていく。これが、本当の課題研究となるのではないか、という話し合いをしました。

現在、一部の工業科1年生ではありますが試験的に外部と連携し、探究活動を行っています。今後、このつながりを発展し、生徒たちが卒業後、社会に貢献できる工業科人材となることを目指し、生きた学びが提供できるようトライ&エラーを繰り返し、工業ならば総合高校の工業科を選んでいただけるような活動をしていきます。

2022年6月23日木曜日

最近思うこと。

 突然ですが・・・

組織は”人”ですよねー。

AI社会が訪れていますが、やはり”人”は欠かせません。

横文字が好きなので”human resources"は"important"です。

ルー●●みたいな表現になってしまいましたが。

手前みそながら、我が電気科は恵まれています。なぜ、恵まれているか・・・

それは”自立”しているからです。”自立”は自ら立てると書きます。自ら立てるとはどういうことか・・・。それはシンプルに、考えて動ける、です。この”動ける”というのが重要で。

不確定要素が多く、先行き不透明なVUCAといわれる現代に、正解はありません。そんな時代には、とにかく動き、そこから修正して改善していくということが必要になります。

「え~、そんなこと学校で教えてくれてないしぃ~~」そうなんです、学校では答えがあることしか教えられないのです。いや、訂正します。答えがはっきりしていることは教えますが、そうでないものは探究してもらいます。

いっしょに生徒と考えて、悩み、個々人にとって正解に近いと思われる体験を提供できるのが、良い学校だと思います。

話がだいぶそれてしまいましたが、これからも個々人がVUCAな時代を生き抜いていけるような教育が提供できるよう微力ながら頑張っていきたいと思います。

2022年6月16日木曜日

企業訪問

 企業訪問に行ってきました。

つい、先日卒業したばかりの卒業生がバリバリ働いている姿が見られて、さらには10年前に三豊工業高校を卒業した生徒にも会えました。制服を着て学んだ姿から仕事着での成長した姿が見られるというのは教員冥利につきます。ちなみに写真は機械科卒業のうちの部員(ソフトテニス)です。


2022年6月10日金曜日

求人・・・

 昨日、某有名電気系の求人の方が来校されました。

本校、電気科は電気のスペシャリスト育成を目指し、日々教育活動を行っています。
電気科に入り、電気の資格学習等を通して知識を身につけ、それらをベースとして電気系の企業で勤め、そこでさらなる成長をし活躍する人材を育成できれば、言うことなしです。

ここ数年、来校された企業へは1人ずつ本校から輩出できています。電気の道に足を踏み入れて、電気にかかわる仕事を通して社会に貢献できる。

これからも、理想を目指し教育活動を行っていきます。


2022年6月8日水曜日

iPadを活用した資格試験指導

 本校は、1年時に国家資格、電気工事士にチャレンジします。

iPadを活用し、解答はiPadで回収▶採点はオンライン▶返却はiPadという流れでほぼほぼオンライン化されており、スピード感をもって学習できます。さらには誤答分析が瞬時に行えますので、苦手箇所が個別にレポートとして渡されるので、効率的に学習できる強みがあります。

ありがとうございました。

 皆様に重要なお知らせがあります。これまで私が務めてきた本校電気科主任として、教育や最新の工業技術トレンドに関する情報を発信してきたこのブログですが、人事異動に伴い、私は多度津高校への異動となりました。それに伴い、このブログの更新を終了することとなります。 サイトの運営は次の科...