2024年3月11日月曜日

東京ディズニーランドで見た日本の心

 今日は、ちょっとした心温まる話をシェアしたいと思います。これは、私がYouTubeで見つけた、東京ディズニーランドで起きた出来事に関するものです。内容が深く心に響き、私たちが日々忘れがちな「思いやり」と「ホスピタリティー」の大切さを改めて感じさせてくれました。

話の主役は、10歳の娘さんを病気で亡くされたイギリス人の両親。彼らが東京ディズニーランドを訪れた際のエピソードです。この両親は、イギリスで3人で見ていた際に、一人娘が絶対に食べたい願っていた東京ディズニーランドのお子様ランチを注文しました。その時のディズニーランドのキャストの対応が、非常に心に残るものだったそうです。

本来、大人が注文することを許されていないお子様ランチの注文に対して、キャストはただ食事を提供するだけでなく、娘さんへの深い配慮を示し、彼の心の傷に寄り添う形で対応したとのこと。この行動は、ただのサービスを超えた、日本特有の「おもてなし」の精神を示しています。訪れる人々一人ひとりの背景や感情に敏感であり、それに対して最大限の配慮をする。これこそが、日本人のホスピタリティーそのもの。

他にも、東京ディズニーランドではパレード時にも、後ろの人たちがよく見えるように前の方にいる人たちが自発的に座るという素晴らしいマナーがあります。これは、自分だけでなく他者への思いやり、共に楽しむための心遣いを表しています。個人の楽しみを追求するだけでなく、周りの人たちとの幸せを共有することの大切さを、私たちに教えてくれます。

この2つのエピソードから、私たちは多くを学ぶことができます。我々教員は、ことさら技術や知識を教えたがります。しかし、このような日常生活で忘れがちな、思いやりやおもてなしの心。自分の行動が他人にどのような影響を与えるか、常に考え、行動することの重要性。これらが本来、私たちが子どもたちに教えるべき、大切な価値観の一つです。

東京ディズニーランドのキャストや訪れる人々の行動から示される、この美しい「日本の心」を、私たちも日々の生活の中で実践し、次世代に伝えていくべきだと改めて感じました。

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