2024年3月6日水曜日

1日平均5時間!


 電気科主任の私が気になるトピックを元にきままに書きます。

昨今、小中高校生を含む子どもたちのインターネット利用時間が増加していることに関する興味深い調査結果がこども家庭庁から発表されました。この調査によると、平日1日当たりのインターネット平均利用時間が小学生から高校生まで5時間近くに達しているとのこと。特に注目すべきは、インターネットを利用する機器として、GIGAスクール構想で導入された学習者用端末の利用率が高いことです。

GIGAスクール構想は、一人一台の端末を全生徒に提供し、デジタル教育環境を整備するというもの。この取り組みにより、インターネットの利用が学習活動において重要な役割を果たすようになっています。調査結果によれば、学習者用端末を用いたインターネット利用では、主に勉強や検索、動画視聴などが行われているようです。

この増加するインターネット利用時間と、デジタルデバイスの学習への活用は、教育現場における大きな変化を示しています。しかし、この変化はプラスのことばかりではありません。子どもたちのインターネット利用には、学習支援の側面と同時に、適切な利用時間の管理や健康への影響、セキュリティやプライバシー保護といった課題も伴います。

教育関係者としては、デジタルデバイスを教育に役立てる一方で、子どもたちがインターネットを安全に、健康的に利用するための指導やサポートが重要になってきます。これには、保護者や学校、地域社会が協力して、子どもたちのデジタル環境を整える必要があるでしょう。


また、インターネット利用の増加が示すように、デジタル技術の進化は教育の未来に新たな可能性をもたらしています。これを活用するためには、教育カリキュラムの見直しや、教育者自身のデジタルスキルの向上など、さまざまな取り組みが必要です。子どもたちがデジタル社会で生き抜くためのスキルや知識(リテラシー)を身につけられるよう、教育の現場も変革を遂げていく必要があります。


乱文をお読みいただきありがとうございました。今後も、持続的に書いていきますので、ぜひお時間があればお読みください。

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