2023年9月2日土曜日

高校生と生成AI:未来の教育に何が必要か

今日は最近日本財団が行った17歳から19歳の高校生を対象としたアンケート調査について書きます。この調査によると、約1割の生徒が夏休みの宿題で生成AIを活用していました。さらに、3割が授業で生成AIの仕組みやリスクについて学んだと答えています。そして、生成AIを知っている人のうち、2割がその影響で将来の夢や興味のある科目が変わったとも言っています。

この結果は、工業高校に興味を持つ方々にとっては非常に示唆に富んでいると思います。AIがもはや私たちの生活や学習に欠かせない要素となってきていることが明らかです。特に、工業高校の生徒たちは技術の最前線で学び、将来のイノベーターとなる可能性が高いですから、このような最新技術に早くから触れ、理解することが重要です。

教員として考えると、ただ科学や技術の知識を教えるだけでなく、新しいテクノロジーがもたらす社会的・倫理的な問題についても議論し、生徒たちがより深い理解と洞察を持つよう指導する必要があります。そして、それはもちろんAIに限った話ではありません。しかし、AIの普及によってその必要性はより一層高まっています。

最後に、この調査で明らかになったように、新しいテクノロジーが生徒たちの将来に与える影響は少なくありません。私たち教員は、そのような変化に柔軟に対応し、生徒たちが未来で成功するために必要なスキルと知識を提供し続ける責任があります。これからもその使命に努力して参ります。

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