2023年6月21日水曜日

未来の教育

 ●ある記事の要約

ベネッセ教育総合研究所教育イノベーションセンター主催の「未来の教育を考える会」が開催され、約250人が参加しました。講演者たちは、それぞれが考える未来の教育について語り、参加者同士もグループに分かれて、講演内容や未来の教育について語り合う時間が設けられました。

講演者の一人であるHILLOCK初等部スクールディレクター兼校長の蓑手章吾氏は、新しい教育として外国語やプログラミングが導入されているが、「生成AIの登場などにより、もしかしたら5年後には、英語もプログラミングも必要ないよね、という世の中になっているかもしれない」と説明しました。また、東京都公立小学校の二川佳祐主任教諭は、「教員は『次に担任を持った人が苦労しないように』とか、『誰でも再現できるように』と言われることが多い。教育は組織的に行うものなので、汎用(はんよう)的なのは大事だが、自分にしか生み出せない価値は何なのだろうと考え続けている」と述べました。

「未来の教育について学ぶ喜びにあふれる環境が必要」という意見もありました。また、「自分たちがどう学んでいくのかが自然と語られる社会にしていきたい」という希望も表明されました。さらに、不登校児童生徒の支援をしている参加者は、「答えは子どもたちの中にある」とし、「子どもたちの声をいかに聴くかを大事にしていきたい」と述べました。

これらの意見から、教育を変えるためには、大人が学びを楽しむことが必要であるという点が共通して挙げられました。未来の教育に関する意見は多岐にわたりますが、全員が教育について真剣に考え、自分たちの役割を見いだすことができたことは大きな成果と言えます。


●記事にある
「教員は『次に担任を持った人が苦労しないように』とか、『誰でも再現できるように』と言われることが多い。教育は組織的に行うものなので、汎用(はんよう)的なのは大事だが、自分にしか生み出せない価値は何なのだろうと考え続けている」と述べました。

これ、少し考えさせられました。

確かにその通りで、持続可能性が求められる時代ではあるが、誰でも再現できるようにしたものが本当に良いの?!私自身、テンプレートなしでこれまでやることが多かった。性格上、自分のオリジナルで仕事するほうが、いろんな発想がでてきて楽しく仕事ができた。

これからも、クリエイティブに教育活動を行っていきたいと改めて感じた記事でした。

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